”ローカロリースイーツ”にフォーカス&『心と身体をいたわるスイーツ』がコンセプトの理由①
皆様、こんにちは。
近年、個人で始めたお菓子屋さんが「素材にこだわって作ってます!」とういセリフはもう常套句になっていて、特別感があまりないように感じます。(と思いつつ、ついつい言ってしまうのですが)
ただ、そこに行きつくエピソードは人それぞれですよね。今回はポエチャのお菓子がなぜ”ローカロリー”を追求しているのか?またコンセプトがなぜ『心と身体をいたわるスイーツ』なのかについてお話したいと思います。ぜひお付き合いいただけますと幸いです。
遡ること小学校3年生の頃、幼馴染のお母さんが新体操教室を始めるのを機に誘われて自分も習うことになりました。1980年代と言えばスイミングやバレエ教室はメジャーな習い事でしたが、新体操教室は珍しかったので、天邪鬼な私はそのレア感に惹かれて通い始めたのですが…。
性格は男勝りでがさつ、体は硬い、種具を持ったスポーツが苦手(特にボールが苦手で保育園で園長先生と泣きながら練習してました。。。ちなみにいまだに球技が苦手デス( ;∀;))、挙句の果てに食いしん坊…。確実に習い事のチョイス間違えた!!と気づいても時すでに遅し。(大人の事情)体が柔らかいことと新体操をするにふさわしい体型の維持が求められるわけです。今でも乳製品が大好きなのですが牛乳に関しては当時、牛舎から搾りたての牛乳を購入していたので市販の成分無調整よりもさらに超濃厚で高脂質な牛乳を毎日がぶがぶ飲んでました^^;チーズもお菓子(和洋ともに)も大好きっ子でそれでも小3~4年生まではそんなに影響は出なかったんです。ところが、小5になりいわゆる『女の子の体に変化が出てくる時期』を機に
太ももやウエストがふっくら、レオタードを着た自分の体形に私の心は真っ暗…( ノД`)
これはアカン!!となったのがダイエットの始まりで、カロリーコントロールは中学3年生の夏まで頑張りました!!体が柔らかくなるように、柔軟体操はもちろん、おちょこでお酢を飲んでました。(←当時は信じ込んでましたが、これには科学的根拠は全くなく真っ赤なウソです!!)高校受験のため引退すると、もちろん運動量は格段に減り、机に向かうと疲れて糖分が欲しくなる…ダイエットの意識はどこえやら、逆に今まで我慢してきた反動で高校入学時にはなんと10キロ増えてしまいました🐽
これはアカン!!こんな姿では高校生活エンジョイできひん!!と心機一転して当時母が通っていたフィットネスクラブで猛ダイエットに挑みました。この時期は食事制限がストレスになり挫折を繰り返していたので、そこはいったん厳格なルールを決めずに、とにかく運動量を増やそうとエアロビは最低2本→ランニングマシーンで3キロ走り→ダンベルやマシーンで筋トレ→プールでクロール3キロ以上を泳いで、自転車で20分かけて帰宅。これを週4回続けて3か月ほどすると60キロあった体重が53キロまでダウンし体が随分軽くなりました。ここからさらに正しい食事制限(ストレスフリーなカロリーコントロール)をおこない4~5キロの減量に成功したのが15歳。妊娠時に体重は増えましたが、出産後あっという間に元に戻り現在もダイエットに成功した当時の体重を維持してます。
新体操は自分には向いていないなと悟ったので中学卒業と同時に引退しましたが、柔軟性や姿勢、美意識を持つことができたのは新体操のおかげで、またその後通い始めたフィットネスクラブで色んなダンスに出会え現在も続けていることで、自分にとってのベストと思える体型を保てています。バレエや新体操などスリムな体型を求められるスポーツやアスリートの方は「食事によるカロリーコントロール」は不可欠で、「罪悪感の少ないスイーツ」や「高たんぱく質なスイーツ」「栄養補給としてのスイーツ」を求める傾向にあると思います。それはほかならぬ、私自身がこれまでにとても意識してきたことだからです。
これは、本当に当方の主観で刷り込まれた観念ではあるのですが、
運動をした後に、高カロリーのお菓子を食べると±0になってしまう…。頑張った自分へのご褒美に糖質や脂質たっぷりのお菓子を食べることは至福のひと時ではあるのですが、毎日というと体型維持の妨げになってしまう。でも甘いものを食べると幸せな気持ちになれるし、また運動頑張ろう!って思える活力になるので、毎日ちょこっとは食べたいんですよね。そしてそう思っているのはきっと、自分だけじゃないはずだと。ならば、そんなスイーツを自分で作ればいいんだと。
これがローカロリースイーツに着目した理由その1です。
次回は委託販売で購入いただいているあるお客様のエピソードをお話したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!